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鹿島神宮

みなさんこんにちは。デルフォニカのミヤモトです。

こないだの休みに鹿島方面へドライブへ行ってきました。
午前中に水戸を出て、国道51号の海沿いを成田方面へ走らせると1時間半程で鹿嶋市に入りました。ちょうど昼時だったのでランチができるところを探してみると鹿嶋郵便局前に「NEMONA`sBURGER」というお店をみつけたのでさっそく入ってみました。
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チーズバーガーとフレンチフライのセットです。こういうアメリカンなハンバーガーはたまに食べるととてもテンション上がります。

食事を済ませ、さて次は行ったことのない鹿島神宮へ行くことにしました。
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三年前の震災で参道入り口にある大鳥居が倒壊してしまい、
ちょうど訪れた前日に新しい鳥居が建てられたようです。
以前は御影石で造られていたそうですが、もともとは木製だったそうで、今回も再び木製に戻したようです。
「鹿島鳥居」と呼ばれる伝統様式を表現するには木が最もふさわしく、左右で太さの異なる丸太状の笠木や、角形の貫などが鹿島鳥居の特徴です。着色せず、木の地肌を見せるのも伝統なのだそうです。

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木が生い茂り、掃き清められた参道は歩いているととても清清しい気持ちになります。
歩いていると遠くの方から和笛の音が聞こえてきました。
導かれるように音のする御手洗池のほうへ下へ下へと降りていくと池のほとりのあずまやで初老の男性が和笛を吹いていました。
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水の中に鳥居がある御手洗池

和笛がとてもいい音色だったので近くで聴き入っていたら、その方が是非コチラへと言ってくれていろいろお話を聞かせてくれました。
独学で篠笛(というのだそうです)をはじめて、もう20年ぐらいずっとこの場所で吹いていることや、
篠笛は奥が深く、精神状態が如実に音色に現れるということ、そしてそれがとてもおもしろいということ。いちばん印象深かったのは、20年たった今でも満足する演奏はほとんどなく、年に一度くらいだけ納得のいく演奏ができるのだそうです。そのときはとても集中力が高まり心が静まって、笛の音が自分の背後の山のほうから聞こえて来るような感覚になるのだそうです。
とても興味深いお話でした。
そしてお話を聞かせていただいた後はこの神社の景色に合わせて即興の演奏で見送っていただきました。
なんだかとてもいい気分で鹿島神宮を後にすることができました。
有難いです。

さてせっかくここまで来たので潮来のあやめ祭りを見てから帰ることにしました。
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あやめがとてもきれいに咲いてました。
運がよければ嫁入り舟もみられるそうです。
その様子をコチラでどうぞ

伝統的な花嫁さんの衣装やヘアスタイルがとても良いですね。

まだまだ茨城にも知らない良いところがたくさんあるんだなと思いました。
今回は行けませんでしたが、次回また鹿嶋方面に来た際には利根川を越えて香取神宮にも行って見ようかなと思います。