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ルーシー・リー展行ってきました。

こんにちは、デルフォニカのミヤモトです。

こないだ茨城県陶芸美術館へルーシー・リー展を観に行ってきました。

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茨城県陶芸美術館は丘の上にあります。
周辺は緑がいっぱいで周りを歩いているだけで気持ちが良いです。
この日も小学生ぐらいの子供たちがたくさんピクニックしていました。

20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの没後20年の展覧会は
初期 - ウィーン時代 (1921-38年)
形成期 - ロンドン時代
円熟期
の三つの展示構成になっていて、作品もその時代によって変化しています。
ルーシーリーの作品の魅力は、まずなんといってもフォルムの美しさとテクスチャー、そしてカラフルな色使いですね。
時代によってそれぞれの良さがありますが、僕は特に初期のカラフルでポップな色使いと溶岩が固まったようなごつごつしたテクスチャー、そしてロンドン時代の洗練された花器のフォルム,
そして円熟期の掻き落しという縄文土器からヒントを得た模様使いなどがすばらしく気に入りました。
ほかにも生活の為に製作した陶器でできたボタンなどもたくさん展示してあり、イッセイミヤケ氏がそれらをコレクションしていたという興味深い説明もありました。

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展示を観終えて、敷地内にあるカフェで一息。
丘の上は心地よい風が吹いていて、笠間の山々を眺めながらゆっくりと珈琲を楽しむことができます。

水戸から車で3~40分程で行けるのに、ちょっと遠くまで足をのばしたように感じることができます。
陶芸品を見るのも良いですし、丘の上を散歩したりピクニックするのもとても楽しいものです。
是非みなさんも出かけてみてはいかがでしょうか。


茨城県陶芸美術館開館15周年記念展
没後20年 ルーシー・リー展
平成27年4月11日(土曜日)~6月21日(日曜日)