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MIB3

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こんばんは、水戸市にあります美容室DELFONICAのミヤモトです。
こないだの休みの日に茨大前のTSUTAYAで「メン・イン・ブラック3」を借りてきました。

DVDを借りたあとにレンタルCDコーナーもちょっとのぞいてみたんですが、じぇじぇじぇ!なんとJ-POPコーナーに「裸のラリーズ」のCDがずらっと並んでいました。しかもシリーズで。
ラリーズといえば完全に地下音楽の部類に入ると思うんですが、フツーにサカナクションなんかと同列に並んでました。時代は変わりましたね。しかしこういうファミリー向けのレンタルショップでサイケデリックミュージックってそんなに需要あるんでしょうかね?謎です。せっかくなんで僕は借りましたけど。恐るべしTSUTAYA茨城大学前店。

さて、話を戻しましてMIB3の感想なんですが、個人的には楽しむことができました。
観たことのない人にどういう映画なのか簡単に説明すると、地球で暮らすエイリアンの監視を任務とする 秘密組織MIB所属のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)の奮闘を描いた、まあアメリカの宇宙人がらみの都市伝説をパロディ化したコメディー映画ですね。
僕はこの映画のシリーズを観るとき、ストーリー自体はそんなに重視してません(笑)
この映画お得意のギャグやお遊びネタが好きで観てます。今回も人間っぽくない有名人(レディーガガ、ティムバートンなど)が宇宙人としてカメオ出演していたり、出てくるエイリアンの造形がものすごくグロかったり可愛かったり、このくだらないことにかける情熱感がはんぱないのでそういうのを楽しんでいます。
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今回イチオシのかあいいエイリアン。サラダにされなくてよかった。
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宇宙金魚(笑)

そして今回は1960年代へのタイムトラベル物になっていて、ストーリーが意外にも(!?)感動的な仕上がりになっていました。
個人的にはJが1969年についたときに流れるローリングストーンズの「2000光年の彼方に」でテンションが上がり、アンディーウォーホルは実はMIBのエージェントという設定で銀のかつらを脱ぎ捨てたとたん地声で話し始め「ファクトリー(ウォーホルのアトリエ)に出入りしているモデルたちは大体宇宙人」とかミックジャガーのことを「宇宙人のクセに地球人の女と××しようとした」みたいな暴言を吐きまくっていたり (笑)1960年代のポップカルチャーなどに興味がある人などはとくに楽しめるネタがたくさんあると思います。
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アンディーウォーホルのファクトリーでのパーティーシーン
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エージェントO役のアリス・イヴ。60年代風のボリュームのあるヘアスタイルがイカしてます。ヘアやファッションなど細部まで凝っていて参考になります。


それと、五次元の存在で未来のあらゆる可能性を同時並行的に体感できるグリフィンというエイリアンがキーマンになっていて、彼がとてもいい味をだしています。セリフも意味深で、このキャラクターのおかげでMIB3におもしろいだけじゃない奥行きのようなものが感じられました。

外は異常な暑さです。暑さ指数が高いときには無理に外出しないで、涼しい部屋でDVD鑑賞などもたまにはいいですね。好き嫌い分かれると思いますが僕はMIB3をオススメします。