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You made me realize

みなさんこんにちは。水戸市にありますヘアサロン、デルフォニカのミヤモトです。

今日の水戸は快晴でとてもすごしやすかったですね。こんな日は窓を開けて好きな音楽をかけながら店の掃除をしているだけでとても楽しく感じます。
われながらなんてお金がかからないのだろう(笑)

音楽には集中できたり、リラックスできたりといろいろな効果がありますね。みなさんはどんな音楽をかけてると掃除などの作業がはかどりますか?

僕は掃除するときのBGMによくシューゲイザーやポストロックなどをかけています。

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シューゲイザーの金字塔といえばマイブラッディーヴァレンタインの「Loveless」ですね。内容をうまく表現した赤いジャケットが幻想的でとてもいいです。
シューゲイザーとは1990年前後にイギリスのインディーロックシーン界隈で派生した音楽のジャンルのことで、常に床上にある音響装置を見ながら演奏していた光景がまるで靴を見ているかのようで、それを一部のメディアが「シューゲイザー(靴を見つめる人)」と呼ぶようになったそうです。
音の特徴としては、ディストーションという機械で深く歪ませたノイジーなギターサウンド、ミニマルなリフの反復、甘く呟くような歌声、幻想とポップの共存といったところでしょうか。
「Loveless」をはじめて聴いたときには、不安定なギターチューニングやトレモロアーム奏法に正直気持ち悪さを感じたものです。そしてこの音楽一体どうやって作ってるのかなと不思議に思いました。
あの幾重にも重ねられたギターのフィードバックノイズと甘く脱力系の男女ヴォーカルが独特の浮遊感を醸し出していて、何度か聴いているうちにいつのまにか大好きになっていました。


http://www.youtube.com/watch?v=p4klTCRxHCA

去年このアルバムのリマスター版と、今年22年ぶりにニューアルバムが出たので、またちょっとしたシューゲイザーブームの再来なのでしょうか。
「Loveless」のトリビュート版も何枚か出ていて
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こちらは日本のバンドがカヴァーしたものでちょっと聴いたことあったのですが
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なんと韓国でも「Loveless」のトリビュートがでていたのです。
まさか韓国にもこういうシューゲイザーシーンがあるのはちょっとびっくりしました。どんな音なのかちょっと聴いてみたいです。

いまだに世代も国境も超えて影響を与え続けるなんてすごいですね。

彼らは今年フジロックフェスにも出演するそうです。
山の中で音の洪水を浴びたら、それはもうヤバイぐらい気持ちいいのでしょうね!

僕は仕事でフェスには行けそうもないので、今年でた新譜をかけながら楽しく店の掃除でもすることにします。一人フェス(笑)


最近はCDショップなどでもこういう名盤が1000円とかで手に入ったりするので、よかったら是非聴いてみてください。

たまにおすすめの音楽なども紹介していきますので、みなさんもおすすめの一枚があれば是非おしえてくださいね。